映画 「手紙」

2009年12月6日 映画
偶然テレビでやっていた「手紙」を観た。

途中から涙がボロボロと止まらなくなる。
自分は何も悪くないのに行く先々で後ろ指をさされる犯罪者の親族の辛さを思った。
どうしようもなく憎むしかないということもあると思う。
でも憎みきったその先どうするか。
自分には許せるか、とても難しい問題だ。

映画の中でも感じた「縁」。
わかってくれる人って必ずいるもんだ。
山の魅力をわかりかけてきたら、同じ山好きな方との縁が見え始めてくる。
あ、この人も山、好き!?なんだと知ると嬉しかったりする。
中1のT君
中1のT君
今日もよく雨降ったわ。
もうそろそろ梅雨明けませんか。

友人が来週日曜日のライブのチケットを取りに来た。
玄関を開けると小さな花束を差し出す男の子が!
友人の息子T君だった。
会うの2年ぶり。中1になって背が伸びていた。
小さい頃から絵を描くのが好きで、今もマンガを書き続けているのだそうだ。かわいいな。
ワタシが好きなカエルちゃんをあしらったかわいい花束も嬉しかったけど、顔を見せに来てくれたことが何より嬉しかった。

今日は映画のDVDを2本観た。
「アフタースクール」
「歩いても歩いても」

「アフタースクール」は評判どおりおもしろかった!
「えっ」「何っ」「うそっ」「そうくる!?」「うわっ」みたいな。
終盤で大泉洋演じる中学教師神野のセリフに大きくうなずいた。
全部わかった上でもう一度観たい映画です。

「歩いても歩いても」はある人の映画評でポイントが高かったので観たのですが、特に感動はしなかった。
あまりにも現実的で辛い場面もいつくか。
夏の描写(特に食べ物)が良くて、家族が揃った時に作っていた枝豆とミョウガを混ぜ込んだご飯を早速真似してみた。
茹でた枝豆(冷凍じゃないもの)、ミョウガの千切りと塩少々を熱々のごはんに混ぜるだけ。超簡単。ワタシはアレンジで黒ゴマを入れてみました。
混ぜているうちにご飯が冷めるので手早くするのがコツ。
さっぱりして美味しい。ビールに合います。

慰安旅行

2008年3月30日 映画
心斎橋クラブクアトロに行ってきました。
2回目ですけど、クアトロいいですねー。
どこからでも見やすいし、雰囲気好きですわ。

夫が好きな斎藤誠を観に行く日帰り旅行ということで、確定申告を無事終えたので慰安旅行にしちゃいました。
まず千日前行ってたこ焼き食べてラーメン食べて、食い倒れ人形観て、戎橋渡って心斎橋へ移動。
アップルストア心斎橋、そごう、Loftで時間潰し。
アップルストアではゆずみたいなギターデュオのインストアライブやってました。

クアトロ開場は6時半。開演が7時なので、30分の待ち時間は楽ちんです。
席は最上の真ん中カウンターある席。最上と言ってもステージからとても近い。
客層は同年代が多く、男女が半々くらいで落ち着いた雰囲気。
場内には誠っちゃんが選曲したソウルやAORが流れて心地良い。

斎藤誠 Guitar/Vocal
柳沢 二三男  Guitar
角田俊介 Electric Bass
河村カースケ智康 Drums
片山敦夫 Electric Piano
深町栄 Electric Piano

アンコールも入れて2時間15分くらい。
長く一緒にやっているメンバーと一体の演奏は何とも気持ちがいい♪♪
一番誠っちゃん自身が楽しんでやっている。
ギター、曲、メンバー、スタッフ、お客さんに対する愛情が所々で感じられた温かいライブ。
想像どおりお茶目な人で「今年で50歳になったので、これからどんどん幼児化していって皆さんのお世話になります」なんて言っていた。
ツアーといっても東名阪の3ケ所でしかもすごく久しぶりらしく「帰りたくないなぁ」と何度も言っていた(笑)
ワタシは昨年の5月に横浜のミニライブですでに経験済みだったけど、夫は20年越しのファンなのに生の誠っちゃんは初めてで、チラッと横を見たらバラードの時に目頭を押さえていたり、楽しそうに観ていてうれしかった。ムリに引っ張ってきてよかった。

ドリンクをおかわりして、たっぷり音楽に浸った後は、食事。
心斎橋のベトナム料理の店「インドシナ」に。
あらかじめ調べておいたメニューとお店の方のおすすめを注文。
時間があまりなくて急いで食べなければいけなかったのが少し残念だったけど、どれも美味しかった。
特に生春巻きの皮のもちもち感と、トマトの肉詰め、フォー・ガー、アボガドのアイスクリーム!
大阪行ったときはまた行って今度はゆっくり味わいたい。

大阪滞在時間7時間超という短時間の慰安旅行でしたが、それなりに充実でした。

でも、来年はせめて1泊で旅行したいです。

武士の一分

2006年12月14日 映画
見てきましたよ。
いい映画ですわ。

ストーリーは昔話的なシンプルな展開。
音、風景、風、虫などによる季節感の出し方が素晴らしい。
特にワタシは風にぐっときた。
音は尺八。鳥肌もんです。
奏者は松居和さんかなと思ったら藤原道山くんだった。日本の映画だから松居さんはないか。
後半、キムタク演ずる新之丞さんが鳥の竹かごを火にくべるシーンで、感極まりました。
ワタシは結構泣きました。
役者が皆上手い。壇さんきれいだし。
キムタクも自然な味のある演技だったよ。少し笑えるところもあったけど。

昨日この映画観て、暖かいものが心に残ったんだろうな。
今日は職場でふだん気になる他人のおしゃべりや、二日酔いの上司のことも全く気にせず、穏やかモードでした。

20時35分からの映画を観て、ガストでちょっとだけコーヒー飲んで帰ろうと寄ったら、1時間半もしゃべってしゃべって、結局帰ったの午前1時過ぎでしたw

サヨナラCOLOR

2006年1月17日 映画
サヨナラCOLOR
1日だけの上映会に行ってきた。

「思い出しましたか?」とあまりにしつこい佐々菌が最初は気持ち悪かったなー。

好きなシーンがいくつかあった。
未知子と正平の筆談のシーン。
病院の屋上のシーン。
浜辺のシーン。
正平がバレエを踊っているところを何とも言われぬ微笑を浮かべて援交の女子高校生が見ているところ。

未知子がだんだん佐々菌のことを思い出していて、同時に好きになっているのがわかった。
特に感動とかはなかったけど、最後の泣き所では涙がポロポロとこぼれた。
知らない人が大勢今日1日のために同じ場所に集まって、同じスクリーンを見て感情を集めていることにはちょっとした感動があった。
ミュージシャンもたくさん出ていて、せっちゃんはもちろんわかったし、だいたいは見つけることができたけど、結局わからなかった人もいた。
DVDが出たら借りて確認しないと気持ち悪い。
登場人物の微妙な感情の動きが後になってしみじみと返ってきて、もう一回じっくり見直したいと思う映画だった。

最後の浜辺の場面では、さっき電車で読んでいた雑誌のバンプオブチキンの藤原君のインタビューの記事のことが頭に浮かんだ。
この映画と同じこと言ってる。
『大切な人がいなくなったとしても、それは無ではなく、空っぽがそこにある』・・のような内容だった。
あのスーパーノヴァという曲は、このサヨナラCOLORの映画が伝えるメッセージとすごく似ていると私は感じた。

友達が藤原君の詞がすごくイイと教えてくれた。
今まで何気なく聴いていて、あまり意識したことなかったけど、ちゃんと聴いてみたいなと思った。
一年中で最も美しい季節を迎えた秋のニューヨークが舞台。
ロックフェラーセンターのスケートリンク。
落葉で黄金色に輝くセントラルパーク。
ブロンクス公園の植物園など。
風景の美しさを満喫できる映画でした。
おもしろかった。
そこそこ楽しかったという感じ。
笑いはクスクス程度で、特に大きな感動はなかった。
コンディションのせいかな?
ストーリーはハッピーエンドで音楽もそこそこ良くて
見終わった後の爽快感はあった。

 ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽

映画の前に友達と3人でコーヒーを飲んだ。
一番若いTさんには最近彼が出来て、話題はもっぱらその話。
同じ職場の彼に告白して付き合うようになったとたんに、その彼が転勤で離れ離れになってしまったそうな。
もっとも隣町なので近いものだけど、忙しいのでなかなか会えないみたい。
結婚している私とBさんはもう恋愛するチャンスは非常に少ないわけで、でも人の恋愛話を聞くのは大好きなので、結構あれこれと質問攻めにしてしまった。

タワレコに寄って、私はせっちゃんのDVDを、友達は『約束の十二月』のシングルを買った。
帰りの車の中で、せっちゃんの曲を聴きながら
「あー、こんな恋がしたいねーーー!」
「うん、したーーーい!」
「でも相手いないもんね、妄想で我慢するかっ(笑)」
「せっちゃんに片思いで我慢するか」
ちょっとため息交じりの、まだ寒い春の深夜。
うちに帰りついたのは12時半。
それからお風呂に入って、DVDを見始めたけど、3曲くらいで寝てしまった。
神戸に着いてランチを食べて、すぐにこのライブ映画を観に行った。
主要都市でしか上演していないので、ぜったい行こうと思っていたのだ。
印象に残っているのがメイシー・グレイ。打ち合わせでスティーヴ・ジョーダンの話しを聞いているときは「この人ホントに話し解ってるのかな?」という頼りない相づちだったのが、本番になるとまるで別人。めちゃめちゃカッコよかった!
ネヴィル・ブラザーズも見れた、最高。
名前は知っているけど見たことなかった、バディ・ガイ。マフィアのボスのようなソロモン・バーグ。B・B・キングもすごい迫力だった。
一番見れて良かったと思ったのが、スティーヴ・ジョーダンのプレイだ。
ライブを通してほとんどがスティーヴ・ジョーダンのドラムだったけど、今回の映画で魅力が理解できたような。プレイもすごかったけど、彼の持っている雰囲気も言葉では言えないけどいいよなーと思った。

DVDが出たら買って何回でも観てみたい。
ブルース好きの方にはオススメです。

映画の前にランチした栄町のブルーブランというお店の豚バラ肉の煮込みが最高に美味しかった!!やわらかくてトロトロなの。焼きたてパンもおいしくて食べ放題、サラダがついて1000円は嬉しかった。
パスタやリゾットも食べたかったよー。
次、神戸に来たらぜったいに寄りたい。

オールイン

2005年3月17日 映画
今BSで放送してるオールイン。
友達に頼まれて録画してまして、それをチラッと見るつもりが
今日5時間分見てしまった。おもしろっ。
これからどんな展開になるのか楽しみだ!
DVD ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2004/11/26 ¥2,625 1973年、弱冠15歳にして「ローリング・ストーン」誌の記者に抜擢され、あるロックバンドのツアーの同行記事を書くことになった少年ウィリアム。旅の中で知るミュージシャンたちとの友情、ジャーナリストとしての葛藤、そしてせつない初恋が当時のロックとともにつづられる佳作映画である。

友達の強力プッシュがあったので観てみた。

キャメロン・クロウ監督の自伝的映画なんだそうだ。
基本設定はもちろん、ペニー・レインという少女の存在や、母親が彼の年齢を彼自身に偽っていたなどの細部に至るまで、ほとんどが事実に基づくものだという。

まだ幼さの残るペニーレインの表情が素敵だ。
ロックやドラッグにどっぷり浸かった状態と、ウィリアムの実家ののんびりとした田園風景のギャップがおもしろかった。
甘酸っぱさに胸がキュンとした。
音楽ももちろん良かった。

最後の方にウィリアムのジャーナリストの先輩が電話でしゃべっていた言葉が印象的。
『偉大な芸術は、罪悪感や憧れから生まれて、セックスや愛と絡み合っているものなんだ。』
その通りかもね。

泣いた。

2005年3月5日 映画
マディソン郡の橋
アイオワ州の田舎に住む平凡な主婦と、そこを訪れた中年カメラマンの、4日間の愛の物語。
わずが4日間の出来事が、主人公の2人にとっては『永遠の4日間』になったのだ。
ラストシーンで泣けました。
行きたいけど、行かない。
その決断というか、そうするしかないという気持ち。

フランチェスカの遺書を見て、初めは抵抗を感じていた長男と長女が、最後まで読み進めるうちに真の愛に目覚めて、動き出すところがよかった。

朝から泣いてしまいました。
もう最高!
最もライブによく一緒に行く友達と2人で見に行った。
後半は涙ボロボロだった。
とにかく眠いので感想は後日に。
BS2で放送されていたのを観た。
マリアと子供たちが純粋でかわいい。
一緒に歌っているところを見るのが好き。
DVD ポニーキャニオン 2004/08/18 ¥3,990 1930年代、不況の真っただ中のアメリカで、1頭のサラブレッドの活躍が国民に勇気を与える─。実話をもとにした感動のドラマ。
一度、挫折し、そこから第2のチャンスにかける。

友達が観て泣いたと言っていたので、観てみた。
時間的に通してみれなかったので、少し感動が薄れたけど
景色や馬がきれいに撮れていてよかった。
昔ちょこっと馬に乗っていた時のことを思い出した。
競馬シーンの時にかかる音楽も好みだった。
お父ちゃんがいい人。チアン先生もいい人。
美人の派手なおねえちゃんもめちゃめちゃいい人。
人は見かけじゃない。
人と人のつながりは暖かいなー。
久々に見たDVDで感動の大涙だった。

友達にこのDVDの話をしたら、
ある人は「リトル・ダンサー」を見てみて!と。
また、ある人は中国映画の「初恋が来た道」がオススメと教えてくれた。
ぼちぼち借りて見てみよう。