The Birthdayの岡山公演に遠征してきました。

今回は一人旅。旅と言っても昼の12時に出発して、
夜12時に帰ってくるだけのことですけどね。

友達とわいわいと遠征するものもちろん好きですが、
1人で本1冊持って、iPod聴きながらの旅も大好きなのです。

その日の天気や風景と読んだ本のことが頭に残るんですよね。
今回は紅葉がまだ残っていたり、大歩危小歩危は相変わらず素敵で、
夏はラフティングをしに人が多く集まるけど、
冬場は閑散としているなとか、
人影をほとんど見ない山間部の家々の人たちは
いったい普段はどんな暮らしをしているんだろうなんて
思いを馳せたりしていました。

特急って早いな、トンネルに入ると速度を更に上げているらしい。
Nさんというネームをはめた若い運転士さんのメガネフレームが赤くて個性的。
もしかしたら、『このトンネルの加速がたまらんぜ』なんて思っているのかな。
途中でロールカーテンを下ろしたけど、まさか携帯をチラ見なんて
してないよね。
車掌の男子も運転士と同じくらい若くて、とても礼儀正しい。
緊張感を持って仕事しているように見える。
ひと通り切符の確認をし終えて、前の運転室に入ったら
運転士とどんな会話を交わすんだろう。
仕事の話しかしないのか、そんなことは無いでしょう。
急にくだけて、ここだけの会話をしたりするのかな。

こんな想像しながら、しばらくするとまた住宅街になっていて
高層マンションの間を通ったら今度は工場地帯、
それから瀬戸大橋。何度通っても美しい橋だな。

エッセイとその内容にまつわる短い小説が交互に出てくる
大宮エリーさんの「思いを伝えるということ」という本を
読んでいました。
エリーさんは心の弱い人の気持ちがよく解る人なんだなと思った。
「周りの人を傷つけているあなたへ」という章があって、
読んで思わず泣いてしまった。
テレビでおしゃべりしているエリーさんとはまた違う一面を読み取りました。

1人だとこういうことが出来るし、ぶらついた岡山の町並みも
頭にしっかり残っていて、ちっとも退屈だとか思いません。

ただライブハウスに入ってから、開演までの1時間がどうにかならない
ものでしょうか。
気が向いたら、隣の人としゃべりますけど、昨日はひたすら黙っていました。
オバサンだから話し合わなさそうだし。
かかる音楽がキューバっぽかったり、アメリカンだったり、
面白かったので聞き入っていました。
しかし、1時間は苦痛ですね。30分で充分です。

でも、始まっちゃえばこっちのモンですよ(笑)歳を忘れて踊るし、
手を上げるし、押して押されて、足は踏まれるし踏むし、
人の波に押されてだんだんポジションが変わっていくのも楽しみつつ
完全にエンジョイでしました。
アルバムをしっかり聴き込んで行くと楽しいです。
Birthdayは4人とも大好きですから。
嬉しくて、チバさんがアンコールで着ていたTシャツ買っちゃいました。
7月以来だから約5ヶ月ぶりでしたね。超久しぶりな感覚でした。
年に2回は見て行きたいです。

やっぱり思い入れの弱いのはなるべくパスして、
どうしても見たいバンドだけ何度も見たい、そう思いました。

今で言うと、Birthdayとフラカンと斉藤和義。

11日後に松山でせっちゃんを見て、もう今年はライブ納めにします。
初めて夫と一緒にせっちゃんを見るので反応が楽しみです。

年を気持ちよく越すために、仕事ともう少し家のことをしっかりやることに
して、パソコンに向かう時間を減らすことに決めました。

なので、年内更新をお休みします。
ツイッターも控えつつ、つぶやきます。

少し早いですが健やかに新しい年をお迎えくださいね。

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