ドブロの音がこんなにイイなんて

9／17の市の音楽祭のゲストに来ていたロックギタリスト三宅伸治さん。
去年、清志郎のライブの時に見ているはずなんだけど、後ろの方だったので三宅さんはあまり見えなかったから、派手な服着ていた以外はほとんど印象になかった。（スンマセン）

今回の憂歌団の木村さんとの共演はとてもヨカッタ。
台風にもかかわらず大勢の人が見にきていたね。
ちょうどバラードになった時に、ドバーッと雨が降って来て、すごいことになって曲をちっとも覚えてないのが残念。
あれは木村さんの30周年記念ライブのために三宅さんと木村さんとで作った曲なんだって。
傘を差したり、カッパを取り出して着たりしていたもんで。
あーちゃんと聞きたかったわ。
その次の曲で雨が小降りになって喜んでいたら、ステージのテントの上に溜まっていた雨水が、強風に押されて最前にいた私達の足下にまたまたドバーッと！！
見事にずぶ濡れでございました。
あとはヤケクソ気分で踊っておりました。

ところで私が書きたかったのは、次の日に行われた三宅さんのワンマンライブのこと。

三宅さんのバラードで号泣しました。
新曲だということでしたが、たぶんあれは清志郎さんのことを歌ったものじゃないかと思う。（これ勝手な想像ですが）

みんな元気だから、大丈夫だから。無力な自分に無力な曲。
うろ覚え以下なので全然自信ないですけど、
とにかくその人を思っている気持ちが作り物ではない、本物なんだ、というのがビンビン伝わってきた。
泣いて泣いて放心状態だったので、ライブが終わってもしばらく動けなかったほど。

後ろの方にいた知り合いが「もう帰るき」と言いに来てくれて我に戻った。

隣の席にいらした大阪のファンの方が、三宅さんの魅力は詞と人間性だと言っていたのがすごくよくわかった。
実はライブの前半その人が感極まって泣いているのを見て、『うわー、泣いてるっ。入れ込んでるなぁ・・。』と少し引き気味だったのに。
自分が後で大泣きするとはまさか思わななんだー。

あと、ドブロ（ギター）の音に感動。
CDや、DVDでその音は聴いたことあるけど、生は初めてかも。
しかもじっくりその音だけを楽しんだのは初めてだ。
1曲はブルージーな曲で、もう1曲はカントリー。
両方ともドブロの特徴が出ていて最高だった！！
なんてイイ音なのーーーーーーーーー。もっと伸ばしたいくらい。
ワタシ、イイ音を聴くと笑う癖がありまして、ドブロを聴いている間中、ずーっとニヤニヤしっぱなしでした。

楽しいライブだったな。
足を運んで良かった！
余韻を味わいたくて、帰り道何の音も聴かずにボケーっとして帰った。