きれいだった国立の桜
夜行バスで4/1の朝東京駅に着いて、当日の夜8時半のバスで帰ってくるという慌ただしスケジュールの旅だったけど、中身が濃くて楽しい一日になった。

7時に八重洲口に到着してロッカーに荷物を預けて、まずは学生の頃住んでいた国立へ向かう。
駅に降りるとすぐ桜の並木道が見えた。
わーすごい!!キレイ!まだ全然散ってなくて満開寸前というところかな。
即デジカメを取り出して、パチパチ写した。
写しながらどんどん大学の方に向かって歩いた。
桜の木の1本1本がものすごく大きい。
駅前のはもう少し細かったかもしれないけど、大学前のは
両手をまわしたらくっつきそうなのが1本もないのだ。
こんなでっかい木ばかりの桜並木は高知では見たことないや。
それに街灯やら、ベンチやら、周りの家なんかが桜のバックとしてとても絵になるの。
レンズを覗いていて楽しいのなんの。
それにあんまり人が多くない。
プロ級のカメラを抱えた人や、私みたいにデジカメをぶら下げた人は結構いたけど、それ以外は老夫婦が犬を散歩させていたり、男の子がラジコンカーを操っていたり、とてものんびりした雰囲気だ。いい町だな。

大学通りの桜も素晴らしいけど、谷保の駅の少し手前を右に入ったさくら通りがもっと素晴らしい。
大学通りは広くて桜の木と木の間隔も広いけど、さくら通りはもっと桜が密集していて、左右の桜がトンネルのように重なってほんとにうっとり見とれてしまった。
(写真はさくら通りロイヤルホスト前、よろしかったら写真をクリックして大きくして見てください)
毎日ここを通れたら幸せだろうな。
短大時代2年間この町に住んでいながら、桜の時季にゆっくり眺めたことなんてあったっけ。
通りすがりに見たくらいかな、もったいないことしたなと後悔してももう遅いよね。
お母さんが3歳くらいの双子の女の子を両手に桜並木を歩いていて、その後ろ姿が微笑ましかったので、無断でパチリと写させてもらいました。

国立はまだ畑もたくさんあって、街が静かできれいなことを改めて実感した。
私がもと住んでいた所のすぐ近くまで行ったけど、古い建物だったからだぶんないかもしれない。もしなかったら寂しいので見には行かなかった。
通い慣れた矢川駅からJRに乗ることにした。
短大には徒歩だったけど、バイトが立川で矢川から定期を買って週4回通っていた。
いろんな思いでこの改札を通ったなーなんて少し感傷的になったりして・・。
ジョナサンもあるし肉の万世もあるし、駅からの風景はあんまり変わってなかったけど、初めてステーキ肉を買った肉屋さんがなくなってた。

国立から矢川までは結構な距離で普通は歩こうとは思わないだろうけど、桜を見ながらだとあっという間だったな。
またいつか懐かしくてくるだろうな、でもそれは桜の咲く頃じゃないかもしれないと思いながら、9時50分の電車に乗った。

コメント

nophoto
こまき
2006年4月4日22:41

さくら!綺麗ですね〜。関西も今週末が見ごろかなぁ、という感じです。お天気良かったら私も桜の写真撮りに行きたいです。桜ってなんかこう、特別な花ですよねー。

きよ
KAU
2006年4月4日23:10

こまきさん、コメントありがとうございます。
桜は特別な花!ほんとそうですね。
最もきれいに咲くのは1年のうちたった1週間くらいでしょ。見ていて感傷的になったりしますね。
この間歩道橋の上から写真を撮っていて、シャッターを切ろうとした寸前に風がサーッと吹いたんです。
「ああー。(ため息)」
写真は撮れなかったけど、揺れている桜がすごーく綺麗でした。
関西は今週末が見頃ですか、意外と遅いんですね。
お天気が良くなりますように!