One Fine Day

2005年1月28日 音楽
大貫妙子 CD 東芝EMI 2005/02/16 ¥3,200船出
The Blank Paper
One Fine Day With You
Hiver (イヴェール)
Hello, Goodbye
Time To Go
Deja vu
春の手紙 [2005 version]
Voyage (ヴォヤージュ)
A Kiss From The Sun

4. Hiver
Hiver は仏語の冬です。いつか王子さまが…って思うのは、永遠の乙女心なんですよきっと。これは、男女とわずです。男性にだって乙女心はあります。ですよね?

5. Hello, Goodbye
前作Noteの、「あなたを思うと」につづき、山弦のトリビアをカバーさせていただきました。その人がいて欲しいときにもう、その人はいない。けれど静かに胸に問いかければ、その人はいくつもの言葉を残してくれていたことに気づきます。人との出会いは、たとえそれが短くとも自分の生きる時間の中で大きく存在し続けるものだと思います。

6. Time To Go
街で見つけたいちまいのきれいなポストカード、それは、夏の浜辺を写したものでした。気に入って、壁にピンでとめておきました。
行ったこともない場所、それなのに懐かしい風景、わたしたちは、このいちまいの写真のように切り取られた過去の時間や風景を、思い出すことがあります。それも、なにかの拍子に。でも、そこには、決して戻れないことを知っています。それを知ってなお、今がいちばんしあわせであることを信じる気持ちが素敵なのだと思います。

購入しようか迷っていたけど、このコメントを読んで買うことに決めた。
特に6番。
私には台所で包丁を握っているときに、ふと思い出す過去の一場面がある。
六本木のスナックの厨房から見た東京タワー、夜景を眺めながらお皿を洗っている私。
私はお客さんだったけど、その店でバイトしていた彼に頼まれてちょこっと厨房を手伝った時の光景が20年近く経った今でも時々出てくる。
それも台所にいる時に限って。
彼は演劇をやっていて、その店は同じ劇団の男の子がたくさんバイトしていたな。
その彼とはイヤな思いをして別れたけど、その時の思い出は決して悪いものじゃなかったんだね。
ほんと思い出したいわけじゃないのに、何かの拍子でふと出てくるのよね。

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