10月24日の日記

ライブ友達の誕生日で例のショットバーに集まった。
たまげたのはバーのマスターが金のスパンコールの着物を着て、頭はちょんまげ、顔はメイクをして、どうしちゃったのーという格好をしていた！
来週のハロウィンパーティーに先駆けてリハーサルだという。
おもしろいというより、怖いものを見てしまったという感じ。（マスター、ごめん）
笑うと余計怖い!!
若いバーテンさんは、アラブの石油王の格好をしてる。これは、似合ってて許せる。
店は屋外で道路に面しているものだから、通行人が笑ったり、凄い形相で見て行ったりする。その顔を見ているのが面白かったりして。

バースディケーキと持ち寄ったお菓子をつまみながら、音楽の話題で盛り上がっていたら、ボーカルをやっているM君が来店。
4月に一度ライブを観て、9月にラ・ラ・ラ音楽祭で観て、ついこの間もbirdの公録を見に来ていて会ったばかりのM君。
Nさんのギターで即興で1曲やってくれたりしたみたい（私はトイレに行っていて聴けてないけど）
今度はクリスマスライブでという話の中で、最後のライブになるというような事を言っていたので、音楽やめてしまうのかと聞いたら、その逆で本格的にやらないかと声がかかって東京に出るかもしれないんだそうだ。
へぇぇ〜、彼は小柄でメガネで頭にいつも何か被っていて個性的ではあるけど、歌はまあまあかなーと思っていた。
確かに曲は覚えやすくて口ずめるような良いのがあって、例えばスマップが唄えばヒットするかもと思った事もあって、本人にそれを言ったらすごく喜んでいたなぁ。
でも一般受けする感じでもないし、楽器も弾けないって言っていたし、音楽で食べて行くなんてできるのかなー。
ダメもとで、チャレンジしてみたいと言っていたので応援したいとは思うけど。

しばらくすると、Nさんと同じバンドでギターを弾いていた人が彼女連れで通りかかった。
「えーっ、M君にNさん、なんでこんなところにいるんですかー？？」と酔っているらしく大きな声で驚いていた。
ちょうどその時、Nさんのギターでカラオケやっていたところで、「何か唄ってよ！これなんかどう？」と言うと「何だって？」とか言いつつすぐに唄ってくれた。
『ホテル・カリフォルニア』と立て続けに『チェンジ・ザ・ワールド』。
昨日誕生日のKさんは佐藤竹善ファンで、2曲とも竹善さんがカバーしているので、大喜び。
斉藤和義が泥酔した感じの声で、あんまり上手くなかったけど、歌本も見ずに2曲歌い上げた。拍手。
通りががりに立ったまま気持ち良さげに唄って、終わるとまた彼女ととっとと帰っちまった。

なんかここにいると、普通に普通じゃないことが目の前で起きるよねーと友達と笑った。だから、楽しいのだ。

気が早いけど、来年のライブ情報がバンバン飛び交った。
実際に決まっているものもあったけど、まだ企画の段階で実現するかもしれないし、しないかもしれないという話題がまた盛り上がる。
地元のライブハウスやホールにこんな話がきているという中に、大好きな某バンドや某ピアニストがいたり、ブルノの特別企画の話には「ウソでしょ、そんなのありえない。」と私が言い切ってしまった組み合わせのライブがあった。たぶん現実的ではないと思うけど、もしそうだとしたらスゴイことだよねーなんて言いながら。

誰も帰ろうと言いださなかったので、12時まわってしまった。
いつもお酒を飲まないBさんにまたまた家まで送ってもらった。
Bさん本当にありがとう。

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奥田民生の『Lion』やっぱりイイね。
またライブに行って踊りたくなっちゃった。

天野清継さんのThe　Silent　Jazz　Torioのアルバムがレンタルに出ていて、近くのTSUTAYAで借りられるように予約してきた。
さっきHPで試聴したらギターの音がやさしくていい感じ。
楽しみだな。