5月30日の日記

3時半ごろ目が覚めて、あるドラマの最終回のビデオを見たら感動して泣いてしまってまた眠れなくなった。

今月もいろんな音楽との出会いがあったなー。
覚えきれないくらいあるので、きちんと整理しておかないと忘れてしまってはもったいない。

さっき見た、The soul searcherさんの日記の中にこんな文章があった。

『これは一般論だが、彼の演奏に限らず、ミュージシャンが演奏する音楽は、その演奏者の人となりを反映する。ということは何度も書いた。今日も、それを感じる。で、その演奏者がどのような人生を生き、何に感動し、何に感動せずに、何に喜び、何に悲しみ、何に傷ついてきたか。そうした心のひだみたいなものがたくさんあればあるほど、心の振幅が大きければ大きいほど、生まれてくる作品は劇的になるはずである。それが人間に奥行きを与え、しいては、その人間が作り出す作品に深みを与えていく。そして、結局、アーティスト、演奏者に課せられた命題は、音楽で何を表現したいのか、何をメッセージとして伝えたいのか、それをどれだけ持てるかということに尽きるのだ。』

なるほど。意味が良くわかる。
最近私が、なんか感動しなくなったと思われる音楽には、この最後の部分が伝わって来なくなっているからなんだと納得できた。
新しく感動をもらった音楽には、表現したいこと、メッセージが伝わって来ている。言葉では表せなくても、確実に届いているのだ。
これがわかっただけでも、ここ何年かいろんな音楽を聴きつづけてきた甲斐があったのかもと感じた。