知り合いが乗っていた車を譲り受けることになり、その赤いベンツが

我が家に来ることになった。

ペーパードライバーなのでそろそろ運転しておかないと、このまま一生

乗らないで終わるのはもったいないなと思っていた矢先のこと。

この年でまさか外車に乗ることになるとは全く想像していなかったわ。


今のその車の持ち主が土佐金をくださるという話で、

メダカでもなんとか飼えている状態ではたして飼えるのかと

不安もありつつ、乗りかかった船に乗ってみよう的なノリで

土佐金を育ててみることに。


会社のパートのおばちゃんが黒のラブラドールレトリバーを飼っていて

来年繁殖させるので、生まれたら分けるから飼ってみればと薦めてくれていて、

今日そのメリーちゃんがバイクにちょこんと乗って遊びに来てたけど

まあ賢くて凜々しくてカッコイイのなんの。

思ったより大きくなくて、これなら飼えるかな、いや飼いたいと気持ちが動いてきた。


これ３つとも現実化すると生活がずいぶん変化する予感。

好きなライブに行くことがまず優先の生活で、それはずっと続けて行きたいと思っていたけど、

未経験の楽しみや幸せを体験するのもいいなと。

自然な流れに乗ってみようと思っています。


今はそんな未来のことに浮かれている暇はなく、確定申告の書類を仕上げなくてはいけない。

延ばし延ばしにしてお尻に火が付いて焦ってます。

１週間でガーーッと集中して頑張ります。

そろそろいつまでも若くはないということを実感しつつある今日この頃。

うすうすそんなことも気が付きながらも、大いに遊んだ１年でした。


仕事も頑張った。

永年勤続の女子が寿退社した穴は大きく、９月に入社した親子ほど違う年の

女子を引っ張りながらの繁忙期は大変で、

心の中では何度か悲鳴を上げながらも平気な顔をしてここまできた。

弱音は吐きたくない、でもきっちり期限までには仕上げたい。

タイムカードを押してから、残って仕事したことも何度かあった。

そんなこんなで新人さんもだいぶ慣れてくれたので、これからはきっと大丈夫。


仕事のことはいいとして、気になるのは健康。

生活で変えたこと２つ。

１つは、食事。

糖質を半減させて、野菜料理を２倍に増やしたこと。

２つは、睡眠。

だいだい日付が変わる頃に寝ていたのを、１０時から１１時の間に就寝することにしたこと。

これ身体に合っているみたいで、すごく調子いい。

体重が徐々に減ってきて、思考もクリアな感じ。来年も続けようと思う。


そして来年は、やりたいことがある。

それにはお金が必要なので、ライブの遠征を減らすつもり。

ライブは一番の楽しみだしやめるつもりはないけど、ついつい感覚が麻痺して

どんどんエスカレートしてしまう。

なので、もう少し違う方向で実になるお金を使おうという計画。

これもどう気が変わるかわかりませんが。


健康で、機嫌良く、少し前向きな気分で生活していけたらなと思っています。

なかなか日記を書けませんが、こんな感じの１年でした。


皆様、良いお年を。来年もよろしくお願いします。

少し秋めいて来ましたね。

半時間くらい日記書いてて失敗して消してしまった(T_T)
そうなると同じ事をもう一度書くのはかったるい。

今年はライブ行きまくっていてやっぱりそれが楽しいこと。

仕事のパートナーである同僚が交際４ヶ月でスピード婚約して、
１０月には仕事辞めることになったこと。

その代わりに２６歳女子の入社が決まったこと。

９月から仕事に変化がありそうで気が重い。

近頃仕事に対する熱意があまりなくて、とりあえず現状維持でいきたいのに
新人さんと組むとなるとどうしても負担が大きくてイヤだな。

そういうことに耐えられる体力は意識してつけないと、自然にはもう
無理な年代にさしかかっているのよね。
素直におばさん認めます。

９月はこのままもう少し遊ばせてください。

１０月以降は仕事に重きを置くつもりなので。

旅行とかライブの計画は俄然張り切れるのに、仕事はねぇ。

まだ、辞めるわけにはいかないので一応頑張ります。

気持ちの整理するためにもっときっちり書きたかったのに、こんな
箇条書き的な日記になりました。

次はちゃんと書きたいです。

明日から４月。寒くもなく暑くもない短い良い季節。

今年に入って昨日のライブを含めて行ったライブ４本。
どれも胸が熱くなる、たぶん忘れることのない素晴らしいライブ。
数は少ないけど充実しています。

４月は今のところライブの予定は無し。でも全然平気です。
音楽の趣味が広めなために、興味あるのに行くとするとキリがない。
思い入れの強い、どうしても観たいものだけを選択するようにしています。
腹具合は常に満たされていると良くないそうです。
ワタシにとって音楽も同じで、少し渇望状態にしておけば
念願のステージを観ることができたときの感動が大きいはずです。
その大きな感動を楽しむことにしたからです。
正直な話、地元では観たいライブがなかなかないだけですけどね(^^;)

昨夜は初めて「TRIM」というユニットのライブを観ました。
何年も前からいつ遠征しようかとタイミングを狙っていて
今年こそと思っていたら、来高の知らせが舞い込んで万歳しました。

美奈子さんの歌声は大地のような力強さと、天を漂う繊細な高い声の
両方も持ち合わせていて、高い声と低い声が行ったり来たりする
のがとても気持ち良く聴ける、貴重な声質です。
美奈子さんが作った曲は状況や心境が丁寧に表現されていて
確実にこちらに届いてきて、味わい深いです。
カバー曲は美奈子さんの体を通って出てくると、
原曲とはかなり違うイメージで驚かされました。
うっとり聴き入ってしまって、「静か過ぎて、つまらないですか？」
と美奈子さんが心配していましたが、
たぶんお客さんは皆、こんなスゴイの聴いたことなくて
反応することも忘れていたのだと思います。

約２時間のライブでした。美奈子さんの声を聴いたり
河合さんのハモンドを聴いたり、タカさんのドラムに目をやったりと
忙しくしているうちにあっという間にアンコールでした。

出来上がったばかりの６曲入りのDVDを買ってサインをしてもらった時に、
若い頃からCDを聴いていて大の美奈子ファンの夫を美奈子さんに紹介できました。
元々シャイな性格で、全く話もできずただただ照れている夫を
「かわいい人だゎ」と言って、美奈子さんから握手してくださいました。

柔らかくて温かいとても素敵な大人の女性で、益々好きになりました。

やっぱり生で接してみないとわからないことがありますね。
音楽と人は。

久しぶりにタカさんに話しかけて、会話しました。
全然変わってなくて、ご機嫌な印象でうれしかったです。

そう、グルーブダイナスティーで１２年前に美奈子さんのLiberty聴いた時も
夫と一緒だったわ。
何年かしてあの時よかったよね、と話せるのが楽しみです。

さて、明日からまた頑張りますか、いろいろと。

ＰＳ．TRIMのDVD、6曲入り3500円。これは買わなくちゃですよ！

なんだろう、この清々しい気分は。
卒業式の日のような、入学式の日のようでもあり、充実感と明日への希望が同居している感じ。
これがフラカンのライブ後の感想です。

2006年に初めてフラカンを観た時に、フラカンファンの親子に出会いました。
当時25歳の娘さんと、51歳のお母さん。

約7年経った昨夜、またその親子に会えました。

娘さんはその後結婚して子供が生まれて、しばらくフラカンを我慢して
子育てをしていたけど、やっと念願かなってまた親子で来れるようになったんだと
嬉しそうに話しかけてくれました。
2006年のライブの時に、圭介にサインしてもらったＴシャツを自慢気に見せて
くれまして、ワタシもすごくハッピーな気分でした。

なんかいいなー、こういうの。

そして、ライブの度にお会いするヤンフラ会員の美女にもまた会えた。
もう4回目か5回目か、名前もメアドもしらないけど、ライブに行けば必ず
会って話するんです。内容はすべてフラカンのこと。
約束もなしの、その時だけの友達だけど、確かに思いが通じ合う関係。
フラカンのライブだけですよ、こんな雰囲気に包まれているの。

昨夜はフラカン初めての友人も一緒だったので、あれこれ話しているうちに
あっという間の開演でした。

先日のUSTREAMのように静かめなのかなと思っていたら大ハズレ。
いつも通りのフラカンでした。
確か前回の高知は圭介の肋が折れていて、脂汗ライブだったんですよね。
そういえば苦しい顔してました。

昨夜のライブは圭介がとってもいい顔してた。
動きも軽い軽い。絶好調に見えましたよ。

ミスター小西の体が一回り大きくなったみたい。
腕がぶっとくなってますよね。
髪型が変わったこともあってついつい多めに見てしまいました。

楽しかったのはメンバー紹介のトーク。
主に食べ物のことでした。
ミスコニは肉の門田のコロッケがお気に入り。
早足で真っ先に門田に向かうミスコニの真似をする圭介がおもしろかった。
小さい頃から母がよく買ってきてくれて、甘くてカリッと堅めの
あのコロッケはワタシも大好きです。

竹安は日曜市の話。
ひろめ市場は既にお客さんがいっぱいで座る場所もなく諦めて、
日曜市でタケノコやこんにゃくの田舎寿司を買って食べたそうです。
去年は、ブシュカンの絞り汁を買って帰ったとか。
ブシュカンは田舎ではたいていのうちの庭や畑に植えてあって、
酸味のまろやかな、酢みかんです。
結構酢がお好きなのかな。ヘルシーでよいですよね。
何気にこの話の時、ワタクシ竹安と会話してしまいました。

圭介はたい焼き。
圭介が並んで買った薄い大きなはね付きたい焼きは、大橋通りの
木村家のたいやきでチェーン店みたいです。
たい焼き本体の倍の大きさのはねが付いてるそうなんです。
圭介はつぶあんが昔から好きで、最近つぶあんが好きになった前さんに対抗し
「俺はずっと昔からつぶあん一筋だから！」と勝とうとしていたのが
おかしかった。
とにかく話がおいしそうだったので、今日会社の人に話したら
みんな食べたいと言って、今度買いに行くことになりました（笑）

前さんは肌荒れ対策のクリームの話。
明色の奥さま用乳液の香りがどうも気になって、周囲の人にも
奥さまの匂いが漂っているんじゃないかと心配していたそうなんです。
そこで竹安が口を挟んで、
「奥さまの匂い＋オジサンの匂いでプラマイ０になるんじゃないか」と、
おもしろい発想でお客さん大受け！
圭介がオジサンの匂い足してもゼロにはならないよと打ち消してたけど。
本日一番のヒットでした。

他にもご当地の話が盛り上がってすごい楽しい時間だったなぁ。

曲のこと少しは書かないと。
ハッピーエンドはそれなりに予習はいてたけど、まだそんなに愛着が
沸いてるわけじゃなくて、最後までいかないうちに寝たりよくしてました。
ライブではどうなのかなと思っていたけど、良かったですよ！

特にＣＤと印象が違ったのがSO LIFE。
これめっちゃ良かったです。
３人の演奏が鳥肌立ちました。
あとはもう一曲あげるならロックンロール！！

いやぁ、すべてが最高でした。
大好きです、フラカン。

初めてのライブはお客さん２～３０人くらいで、
よさほい踊るの恥ずかしくて抵抗あったの覚えてる。
でも昨日の熱気、すごかった。アンコール終わっても誰も帰らない。
まさかのダブルアンコール。
しみじみ嬉しくて、ライブの感想を書かずにはいられなかったです。

ライブの後は別の友人と合流し、食事しながら３時間近くおしゃべりして、
楽しかったな。
ちょうど満月で深夜なのにびっくりするくらい明るかった。
帰りの自転車は極寒でしたけど、幸せな夜でした。

The　Birthdayの岡山公演に遠征してきました。

今回は一人旅。旅と言っても昼の12時に出発して、
夜12時に帰ってくるだけのことですけどね。

友達とわいわいと遠征するものもちろん好きですが、
1人で本1冊持って、iPod聴きながらの旅も大好きなのです。

その日の天気や風景と読んだ本のことが頭に残るんですよね。
今回は紅葉がまだ残っていたり、大歩危小歩危は相変わらず素敵で、
夏はラフティングをしに人が多く集まるけど、
冬場は閑散としているなとか、
人影をほとんど見ない山間部の家々の人たちは
いったい普段はどんな暮らしをしているんだろうなんて
思いを馳せたりしていました。

特急って早いな、トンネルに入ると速度を更に上げているらしい。
Ｎさんというネームをはめた若い運転士さんのメガネフレームが赤くて個性的。
もしかしたら、『このトンネルの加速がたまらんぜ』なんて思っているのかな。
途中でロールカーテンを下ろしたけど、まさか携帯をチラ見なんて
してないよね。
車掌の男子も運転士と同じくらい若くて、とても礼儀正しい。
緊張感を持って仕事しているように見える。
ひと通り切符の確認をし終えて、前の運転室に入ったら
運転士とどんな会話を交わすんだろう。
仕事の話しかしないのか、そんなことは無いでしょう。
急にくだけて、ここだけの会話をしたりするのかな。

こんな想像しながら、しばらくするとまた住宅街になっていて
高層マンションの間を通ったら今度は工場地帯、
それから瀬戸大橋。何度通っても美しい橋だな。

エッセイとその内容にまつわる短い小説が交互に出てくる
大宮エリーさんの「思いを伝えるということ」という本を
読んでいました。
エリーさんは心の弱い人の気持ちがよく解る人なんだなと思った。
「周りの人を傷つけているあなたへ」という章があって、
読んで思わず泣いてしまった。
テレビでおしゃべりしているエリーさんとはまた違う一面を読み取りました。

1人だとこういうことが出来るし、ぶらついた岡山の町並みも
頭にしっかり残っていて、ちっとも退屈だとか思いません。

ただライブハウスに入ってから、開演までの1時間がどうにかならない
ものでしょうか。
気が向いたら、隣の人としゃべりますけど、昨日はひたすら黙っていました。
オバサンだから話し合わなさそうだし。
かかる音楽がキューバっぽかったり、アメリカンだったり、
面白かったので聞き入っていました。
しかし、1時間は苦痛ですね。30分で充分です。

でも、始まっちゃえばこっちのモンですよ（笑）歳を忘れて踊るし、
手を上げるし、押して押されて、足は踏まれるし踏むし、
人の波に押されてだんだんポジションが変わっていくのも楽しみつつ
完全にエンジョイでしました。
アルバムをしっかり聴き込んで行くと楽しいです。
Birthdayは4人とも大好きですから。
嬉しくて、チバさんがアンコールで着ていたＴシャツ買っちゃいました。
7月以来だから約５ヶ月ぶりでしたね。超久しぶりな感覚でした。
年に2回は見て行きたいです。

やっぱり思い入れの弱いのはなるべくパスして、
どうしても見たいバンドだけ何度も見たい、そう思いました。

今で言うと、Birthdayとフラカンと斉藤和義。

11日後に松山でせっちゃんを見て、もう今年はライブ納めにします。
初めて夫と一緒にせっちゃんを見るので反応が楽しみです。

年を気持ちよく越すために、仕事ともう少し家のことをしっかりやることに
して、パソコンに向かう時間を減らすことに決めました。

なので、年内更新をお休みします。
ツイッターも控えつつ、つぶやきます。

少し早いですが健やかに新しい年をお迎えくださいね。

前の前の日曜日、葉加瀬さんのライブに行ってきました。
ファンクラブに入っていながら3年ぶりのライブ。
一昨年は高知の大きなホールが改装中で葉加瀬さんの来高がなかったのと、
昨年はフラカンのライブとかぶってしまって涙を呑んだのだった。
どうして好きなバンドのライブが、よりによってこんな田舎なのに
重なっちゃうのよーーー、と思ってました。

葉加瀬さんのライブは、葉加瀬さんのバイオリンはもとより
他のミュージシャンが良いのが魅力です。
例えば柏木さんのチェロ、田中義人さんのギター、
今回ニューフェイスのドラムの小笠原拓海さんもとても素敵な方でした。
初っ端から泣きそうになったり、お腹抱えて笑ったり、うっとりしたり
いろいろ楽しめるのが葉加瀬さんの良さですね。

その後1週間、風邪気味で熱こそ出なかったけど咳と鼻水がなかなか
止まらず大変でした。
確実に身体の免疫力が低下してます。
無理は利かないお年頃です（苦笑）

土曜日には少し回復したので、低山に登って軽く身体を慣らして、
夕方から本田雅人さんのライブに行きました。
友人4人と、めずらしく夫も同行で。
昨年に引き続き地元で本田さんのライブが観れることが本当に嬉しいです。
演奏に惚れ惚れしたのは言うまでもないのですが、
ＭＣやサイン会での飾り気のない天然なおしゃべりがツボでしたし、
中村から観に来られていたご両親の本田さんへの想いが感じとれて
なんか気持ちがほっこりしました。
ライブの後は会場近くの友人宅へ招待されて、ご主人も交えて2時間ばかり
ワイワイとおしゃべりに花を咲かせたのも楽しかった。

音楽を通じた友人たちとはもう何だかんだ１０年を超えるおつきあいで、
ライブの感想以外にも、仕事や家族の話もよくするし、
悩み相談とまではいかなくても、何かあると励ましたり、認めたり
こういうことを重ねるのも大事だなーとしみじみ思うのでした。

日曜日はワタシと夫の両方の実家に顔を出して、用事を頼まれたり
お茶を飲んだり、家事や買い物もはかどってまずまずの休日でした。

実は体調崩していたピークの２～３日間、なんだか精神的に不安定になって
訳わからないけど焦りみたいなものが襲ってきて
いつも一緒に仕事している仲間がよそよそしく感じてしまい
変な感情になっていました。
これもホルモンバランスと関係あるのかないのか。
それが友人たちと会ったり、家族と話したりしているうちに元の状態に
戻り、今度は充実した感じに変わってきたんです。不思議ですね。
不安感はどうしようもなく嫌なものでした。
なるべくなりたくはないですね。

そうそう、登山の後に立ち寄ったオーベルジュ土佐山のお風呂が
気持ち良かったな。
時間があまりなくて、ササッと済ませたので次回はゆっくり行きたいです。

来週月曜日はギターパンダ×高木まひことシェキナベイベーズのライブです。
土日はゆっくり過ごしまーす。

今年は身体のメンテをしっかりしよう思い、
健康診断はもちろん、おやっと思った症状を放っておかずに
診察してもらうようにしている。
婦人科、歯科、皮膚科等々。
あと軽いけど肩、腕の付け根、足と右半身に違和感もある。

血液、尿には異常なし、精神的ストレスやホルモンバランスの乱れ
や疲れ、原因は複合的で特定できないそうだ。
歯の治療は順調に進んでいて、目の周りの腫れも治まった。
でも、なんか変なのよね。

そんな年頃なんでしょうかね。
あまり気にし過ぎず、様子を見ていくことにします。


悪いことばかりじゃなくて、
今年は友人との交流は楽しくやれていて、ライブ運もなかなか良い。
身体は少々不調でも、気分はちっとも落ち込まないで済んでいる。

職場では人事異動のおかげで、今はとても楽しく仕事ができている。
地域のボランティアもいい感じに関われていて、
微力だけど役に立てているかなと。

それとワタシの周辺では最近、恋話が盛り上がっていて、
あっちで燃えては、こっちでくすぶっていたり、忙しい。
修羅場をむかえて、失恋のショックで仕事も辞めたなんていう人も。

恋の主役は、共通してごく真面目なタイプの人で、いづれも４０代。
家庭もあり、恋の病とは無縁な印象だ。
でもそこが怖いんだと友人は言っていた。
結婚前に恋愛経験が少ない人ほど、中年になって恋したら
周りが見えなくなるんだと。

盲目になっちゃうのが恋愛だもんね。

もし異性に好感を持ったとしても、家庭持ちの大人はブレーキかけ
られるでしょ、って言うけど、
それこそもし男女が同じように好感持って、心が分かり合えたと感じた時は
もっと知りたい一緒にいたいと思ってしまうよね。
甘えたいとか、ときめきたいとかね。
それを結婚しているからといって鍵をかけてしまうのは、
人間の自然な感情を封じ込めてしまって、すごくもったいないと
思うんです。

いくつになっても恋したい欲は持っていていいと思う。
いや、いいとか悪いとかじゃなく、してしまうもんだというかね。

なるべくなら妄想で済めばいいと思っていますよ。
やっぱり傷つく人が必ずいますからね。

恋する気持ちは止められない。と思った今日この頃でした。

『夢売るふたり』面白かったですよ。

居酒屋の火事のシーンがリアルで、怖かった。
鈴木砂羽がはまり役！カッコいい。
松たか子と阿部サダヲはあんまりしっくりこなかったけど、
そこは松たか子の演技力で引っ張り込まれた感じです。
監督は人間の弱さ、ずるさ、優しさを突くのがうまい。
隣で見ていた友人と同じところで涙したのが、妙にうれしかった。

友人と話ししたり、音楽やっている人たちとふれ合ったりして
体調が改善してきた気がします。

ひとりで過ごすのも好きだけど、人と同じ時間を共有するっていいもんだ。

最近、会った友人にそれぞれ悩み事の相談を受けました。
その悩みが結構重くて、ワタシが日常悩んでいることが屑のように
思えるほどに。
とにかく抱えているものを吐き出してもらおうと聞きに専念してみました。
結局ワタシの力は何の役にも立たないと感じたので、ひたすら聞いてあげる
しかできません。
ワタシが聞くことで好きな友人が悩み事から徐々に開放されるなら、
いくらでも聞いてあげたいと思いました。

昨日は街の音楽祭を楽しんだ後、早川義夫さんのライブを聴きに行きました。

斉藤和義が、早川さんが作曲した『天使の遺言』という曲をカバーしている
ことで名前を知っていて、ミュージシャンを辞めて長年本屋をやっていたという
変わった経歴に興味があり、
高知ライブの情報が入って、ぜったい行こうと思っていました。

早川さんを聴きに行こうと思ったワタシの感には自信があって、
必ず何か得るものがあるはずだと、座って開演を待っていました。

1曲目はべつに平常心、なんだか演歌みたいだな。
2曲目か3曲目の『躁と鬱の間で』の演奏中に、うー涙がにじんできた。
にじむどころかポロポロ出てきて止まらない。
早川さんが生きてきた６４年の思いの丈が凝縮したような歌い方、
その歌詞の内容がグワーッ襲って、涙が勝手に出てきました。
拭いても拭いても出てくる涙、『困ったけどどうしようもない』と、
何曲か泣きながら聴いていて。

そしたらステージの早川さんが唄の合間に鼻水を拭いて、
「前の女性が泣いているのを見たら、もらい泣きして・・・。
僕は悲しくないんですよ。でもね。」
と言って、込み上げているんです。

『えーーー、もしかしてワタシのせい！？嘘でしょ？？？
うゎー、困った、どうしよう。』
もう、ビックリしました。

ワタシは早川さんの唄で泣いて、そのワタシの涙で早川さんが泣いて、
それを見たワタシはまた泣けてきました。

なんとも言えない体験で、早川義夫さんの人柄に感動しました。

終演後に、泣いてしまったことを早川さんに謝りました。
そしたら「そうだよー、あんまり泣くらからー。」とニコニコ笑って
握手してくれました。
優しい笑顔と温かくてやわらかい手でした。

これからのワタシの人生の何％かは、早川さんの音楽や言葉に導かれて
いくことになりそうです。

貴重な音楽体験をして、もやもやしていた何かが吹っ切れました。